エバニューウォーターキャリーはソフトボトルのベストバイかもしれない

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早速ですが、皆さんは登山の時、水どうやって持っていきますか?

 

ペットボトルの方も一定数いらっしゃると思いますが、

最近はソフトボトルを持たれる方も多いですよね。

僕も登山を始めた時は、ペットボトルを使っていて、

ソフトボトル使い始めるとやっぱり手放せなくなりますね笑

プラティパスが有名かと思いますが、

日本の企業も負けていません!

エバニューのウォーターキャリーをご紹介します!

 

エバニューのウォーターキャリー、知らない方も多いと思います。

かくいう私もプラティパスを使っていた時は知りませんでした。

実際、山で見るソフトボトルは8割型プラティパスですもんね。

でも、エバニューのウォーターキャリーを使ってみて、

プラティパスより良いんじゃないか?と思うようになりました。

 

 

 

 

早速見ていきましょう

 

・まずはスペックから

 

0.9L、1.5L、2Lの3サイズ展開です。

ちなみに僕は2Lを使ってます。

 

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同じ2Lモデルのプラティパスは最大2.5Lまでは入りますが、

エバニューの場合は商品名通りぴったり2Lです。

実際の大きさもプラティパスの方が若干縦に長いですね。

 

重さは2Lモデルで42g。

プラティパスより6g重いですが、

全く気にならないレベルです。

 

見た目はプラティパスより派手ですね。

個人的にこの色結構好きです。

 

 

ここが便利!

 

・キャップストラップ

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キャップを開けても…

 

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失くさない!

 

エバニューのウォーターキャリーはキャップと本体が離れないようにストラップが付いてるんです。

落とすリスクがないっていうのもあるんですが、

ベンチがない所で休憩する時、プラティパスの場合はキャップをどこに置くか迷うことが多々あったので有り難いですね。

 

 

 

・ゴムバンド

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キャップ下から生えているようなオレンジ色の紐ですが、

これは空になって折り畳んだ時に巻き付けて固定するためのものです。

まだ使ったことないですが、

邪魔だったら取り外すこともできるので良いですね。

 

・何よりメイドインジャパン

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言葉で言い表すのは難しいんですけど、

やっぱりこの言葉には圧倒的な安心感があります。

精神的に頼れる存在大事ですもんね。

この謳い文句に惹かれたのも購入した理由の一つです。

単純な奴ですね笑

 

 

・プラティパスより安い

コスパめっちゃいいです!

エバニューの定価が1210円なのに対し、プラティパスが定価1980円。

プラティパスの半額ちょっとで買えちゃうんです。

いくら強い素材でできてるとはいえ、

突き刺し等によって破れるリスクがあるのはソフトボトルの宿命。

安いに越したことはありません。

 

 

・くびれが使いやすい

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ボトルの中央が持ちやすいようにくびれてます。

これ、結構使いやすいです。

くびれの角が尖っているのがたまに手に刺さって「痛っ!」ってなりますが、

使いやすさを考えたら許容範囲です。

僕にはハサミで角を切り落とす勇気はまだありません笑

 

ここが惜しい!

 

・自立しない

単に自立しないと言うと語弊があります。

正しくは空の時は自立しない、です。

空の時なら良くね?と思われるかもしれませんが、

乾かす時床に立てる派の僕にはちょっと不便に感じました。

素直に洗濯バサミに挟んどけばいい話なんですが…

使うにあたっては全く問題ありません。

 

・実際に使ってみて

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山行中に撮った写真がこれしかありませんでした笑

ギリギリ写ってるんで大丈夫ですかね?

すみません…

 

何回か使ってみて、改めてキャップストラップの偉大さを肌で感じました。

プラティパスを使っていた時ってキャップ失くしそうで怖いんですよね。

失くした時点でもう終わりです。

日帰り登山でも水場なし、エスケープルートなしだったらヤバイかなりピンチです。

その点ではエバニューは精神的にも安心できます。

開ける時も適当に開けて手を離してもキャップはくっついてるので問題ありません。

 

ゴムバンドはあったら良いみたいな感じなので無かったとしても困らないと思います。

でも使わない時でも、あったからといって邪魔なんてことはなかったです。

先ほど乾かす時床に立てる派と言いましたが、

エバニューを使い始めてから段々とぶら下げて乾かす派にシフトしていきました。

それでも洗濯バサミに挟むのはちょっと嫌だったので、洗濯干し竿にゴムバンドを通してぶら下げています。

 

・最後に

プラティパスも破れることなく現役で使えていますが、

エバニューを買ってみて本当に良かったなと思っています。

プラティパスと比較してみて、容量は少し少ないですが、キャップストラップやゴムバンド等、標準装備の機能性が非常に良く、個人的にはエバニューの方が使いやすいと感じました。

また、エバニューを使っているのは少数派なので、ソフトボトルで人と被るのが嫌!という方にもオススメです!

やっぱり日本製っていうの安心感があっていいですよね。

皆さんにぜひ試してもらいたい名品だと思います!

 

ではでは〜

 

 

 

 

 

人生初の大型ザック「カリマー CougarApex 70+」を買いました !

 

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人生初の大型ザックを買いました。

今まで登山をしてきたつもりではあったのですが、

よく考えてみたら自分が持ってる一番大きいザックは40Lの「カリマー ridge 40」でした。

これに一泊2日のテント泊から4泊5日の小屋泊までお世話になってきました。

お疲れ様。

あ、別に引退させる訳ではないです。

でもこの夏、2泊3日のテント泊で北アルプスを縦走することになったので、

40Lじゃ無理があるでしょ!

ってことで新しいザックをお迎えしました。

新しい相棒の「カリマー CougarApex 70+」をご紹介します!

 

 

 

 

 

  • ザック探しの旅に出る

2泊3日の登山…

どうしようか、と悩んでいたのも束の間。

気付いたら神保町の石井スポーツで店員さんに相談していました。

 

・夏の北アルプスでの2泊3日の縦走

・全てテント泊

・水以外の食事は山荘には一切頼らない

・ミラーレス一眼、レンズ、ミニ三脚を持っていくこと

・今所有しているテント(ステラリッジ2型)、シュラフAir 450x)

・これ以降も長期縦走にチャレンジしてみたい

 

上記の条件を店員さんに伝えたところ、

60〜70Lのザックがいいと勧められました。

 

 

 

  • 一目惚れ

グレゴリーのバルトロやオスプレーのイーサーなどなど、

他に魅力的なザックは沢山ありましたが、

「ridge 40」を所有している僕としてはカリマーで揃えたい!

ってな感じでカリマーの大型モデルであるクーガーを見てみました。

 

 

 

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ちょっと前にフルモデルチェンジしたらしく、

僕の想像してる堅牢感たっぷりのクーガーとは別物でした。

堅牢性も残しつつ、鮮やかな配色、スタイリッシュな見た目、

もう一目惚れですよ!

 

早速背負ってみました。

そりゃ間違いないですよね。

完璧な背負い心地。

あとは60Lモデルと70Lモデルから選ぶだけ!

でも正直ここが一番時間かかりました笑

 

店員さん曰く、

60Lでも入ることは入るが、カメラとレンズも入ること、

これから先、長期縦走も見据えていたりすること、

などを加味して70Lがオススメとのこと。

 

 

 

  • 決断

60Lと70Lの価格差は約2000円、重量差は140g。

もし60Lを買って入らなかったらどうしよう、

70Lを買って余りまくったらどうしよう、

なんて色々なケースが頭をよぎりました。

でも10Lの差であれば大は小を兼ねるということで、70Lを選びました!

 

 

 

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お会計39600円!

高いけどヨドバシのポイント付くことを考えれば財布の紐が緩みます。

 

その後、一応グレゴリーのバルトロも試してみましたが、

ボトルホルダーがメッシュで三脚が入れられなかったり、

お財布事情などで諦めました。

諦めたってクーガーを仕方なく選んだみたいな感じになってますが、

めちゃくちゃ満足しております!

 

 

 

  • ザックを見てみましょう

早速、買ってきたばかりのクーガーを見てみます!

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やっぱカリマーといえばこのロゴですよね。

カッコよすぎる!

 

 

 

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新モデルからApexという単語が付け加えられましたね。

よりアルパインライミングを意識しているということなんですかね?

僕には分かりません笑

 

ちなみにK.Blueという水色っぽい色にしました。

ぱっと見ですが、旧モデルのクーガーより縦長感が無くなった気がします。

まあ、なんて言ったって旧モデルは95Lまで拡張できますからね。

個人的には頭が隠れるくらい縦長の方が「THE 登山」って感じで好きです笑

 

 

 

 

  • 重厚感のあるヒップベルト

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背面は旧モデルと似ています。

中央部に空気が抜ける道があって、

夏でも群れにくそうです。

ヒップベルトは分厚めで腰を優しく包み込んでる感じがします。

 

 

 

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チェストストラップにあるホイッスルのオレンジ色がアクセントになっていていい感じです。

 

 

 

 

  • メッシュのフロントポケットとヒップベルトポケット

重さは70Lモデルで2560g。

ボトルホルダーがじゃなかったり堅牢性が目立つクーガーですが、意外と重くない。

フロントポケットやヒップベルトのポケットがメッシュになっていたりと、

軽量性も考えられています。

 

 

 

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ヒップベルトのポケットはコンデジ等のカメラを入れるにはちょうど良いサイズですが、

メッシュになっていて防水ではないので、

雨が降ってきたらザック内にしまうのをお忘れなく…

 

 

 

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今のとこ雪山を登る予定はないですが、

いざ登るとなるとフロントポケットのメッシュはアイゼンやショベルを入れても破れたりしない強度になっているんですかね?

でもここはカリマーさんを信じます。

 

 

 

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まあ、CORDURAの文字が見えたので大丈夫でしょう笑

なんか知れば知るほど愛着が湧いてきますね笑

 

 

 

 

  • レインカバーは付属

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レインカバーは付属してきました。

ちなみに青色です。

写真を撮り忘れましたが、着けてみると結構ピッタリって感じです。

僕は銀マットを外付けする派の人間なので、

もう一個大きいサイズを買い足さないといけないかもしれません。

 

 

 

 

  • 簡単かつしっかり分けられる2気室構造

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リッジ同様、カリマーは1気室と2気室の変更も巾着みたいに絞るだけなので簡単ですね。

巾着だと隙間なく分けられるのも嬉しいです。

 

ちなみに、下部にモンベルのステラリッジ2型とイスカのAir450xを入れてみましたが、

かなり余裕あります。

隙間に防寒着やグラウンドシートも余裕で入りそうです。

厳冬期用のシュラフも入りそうですね。

 

 

 

 

 

  • 便利なサブザック付き

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何気に推しポイントなのが、

ハイドレーション用のポケットがサブザックになるところ!

グレゴリーのバルトロは旧モデルにはありましたが、

最新のモデルでは付いてこないですよね。

アタックザックをわざわざ買い足すのもお金かかるし、

無かったら山頂アタックの時に不便。

意外と大事だったりするんですよね。

 

 

 

 

 

  • 安定のSAシステム

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カリマーの代名詞??のSAシステムも健在ですね。

無段階で背面長を変更できます。

さらに今回のモデルから、背負っても調節できるようにヒップベルトから紐が垂れてます。

これ何気に有難いです。

 

 

 

 

 

 

  • 大きく開くフロントU字ジッパー

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最近の大型ザックであればほとんど標準装備であろうフロントからアクセスできる大きなU字ジッパー。

クーガーも今回のモデルから装備されました。

 

 

 

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一つ気になったのはクーガーのU字ジッパーは止水ジッパーになっているのですが、

個人的には止水である必要無いかなという点。

雨の時はザックカバー着けるし、

着けても濡れる時はジッパー以外からも浸水して全部濡れる。

普通のジッパーであれば、さらに軽量化できたんじゃないかとは思います。

素人が偉そうな口叩いてすみません…

 

 

 

 

 

  • 頼りになるショルダーハーネス

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ショルダーハーネスも流石大型ザックといった分厚さ。

最近はUL界隈が賑わっていて、極薄のショルダーハーネスも見かけますが、

僕は心配で手を出せません。

装備を軽くするのではなく、自分を鍛えれば良いんですよね。

時代に流されないカリマー、ロマンを感じます。

 

ザックの両脇にあるサイドポケットはかなり大容量で使い方次第では活躍してくれそうです。

ここを広げたら10Lくらいはありそうな勢いです。

テントポールやレインウェアをしまってもいいかも。

 

 

 

 

 

  • パッキングしてみた

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最後にパッキングしてみました。

夏のアルプス2泊3日テント泊縦走の設定です。

マットは外付けで、シュラフ、テント、着替え、食料、クッカー、カメラ、三脚などなど一通り入れました。

水は入れていませんが、まだ上の方や雨蓋部分に余りがあったので安心感があります。

フロントポケットも黒い部分がストレッチ性に優れているのでヘルメットとかも入りそうですね。

 

 

 

 

  • 最後に

久しぶりに最高の買い物をしたなっていう気分です笑

実際山で使ってみないと分からない部分はありますが、

今のところ見た目良し、性能良し、価格良し?で大満足です。

一泊2日であっても、カメラ、レンズ、三脚を持っていく時は40Lだとかなりシビアだったので、大縦走でなくとも活躍してくれそうですね。

 

  • 豆知識

そういえば、ridgeシリーズも新しくなりましたが、

旧モデル40Lが新モデルの50L+に相当するんだそうです。

新モデルの40L+が異常に小さく見えたのはそういうことだったんですね。

旧モデルの基準が他ブランドに比べて大きすぎたのだそう。

現在は容量表記の基準がフロントポケットを含めたり含めなかったりと、メーカー毎にバラバラなので、いつか統一されるといいですね。

 

 

快適な登山への投資とは言えど4万円もの散財をしてしまったので、またバイト頑張らないとです。

 

ではでは〜。